エシカルかつファッション性も攻め姿勢なロンバートのスニーカー
贈るのに向いた人
- 家族
- 恋人
価格帯
¥35,000 - 55,000 yen
アニマルフリーギフトマガジンでは動物を傷つけずに作られたプレゼント向きの商品の情報を集めて紹介しています。
ロンバートは持続可能性をブランドの軸に据えた、100%ヴィーガンなスニーカーやファッションアイテムのブランドです。
皮革に見える部分も全てヴィーガンレザーでできています。
ヴィーガンレザーというとつまりは合皮のことでしょ?と思われるかもしれませんが、布地にポリウレタンや塩化ビニルなどの合成樹脂を塗った合皮とは違い、ロンバートは植物性の代替レザーを使っています。
モデルはBoccaccio、色はグレーです
注目の植物性レザー
植物性の代替レザーには「ピニャテックス(Pinatex)」などの新素材があります。これは廃棄されるパイナップルの葉から作られたレザーです。
皮革製品のなめしが有害な化学物質で水や土壌を汚染するのに対し、ピニャテックスは加工や着色に有害な物質を含まず、水の利用も少ない製造を実現しています。また合皮は自然界で分解されにくいのに対して、ピニャテックスはもともと自然の廃棄物から作られているため廃棄に際しても問題がなく、さらにパイナップル農家にとって追加の収入源となるため、農家の支援にも繋がっています。
参考:https://www.ananas-anam.com/
ロンバートのマテリアル
ロンバートはピニャテックスのほか、ウガンダで持続可能な栽培方法で作られているイチジクの木の樹皮から作られた生地や、オーガニックコットンの裏地、馬鈴薯でんぷんで作られた靴ひも、ココナッツの繊維と天然ゴムをミックスした中敷きやコルクのソールなど、様々な植物性の素材を使用しています。
生分解性が高いこれらの素材ですが、実際にスニーカーを履いてみても一般的なものとの耐久性や履き心地の差は感じられないどころか上回っていると感じます。それにはロンバートのマテリアルへの深い知識と研究があるのでしょうね。
デザインも世界観も攻めてる
マット・ロンバートはエシカルな哲学を中核に置きながらランバンなどパリで経験を積んだ一流のデザイナー。
これまでもハイテクな印象のものからダッドシューズ、アグリースニーカーといったストリートの文脈に則った展開をしていて、流行を押さえたシューズが手に入ります。
ヴィーガンでエシカルなだけじゃなく、新素材を通じてファッションテクノロジーの未来を感じることができるクールなスニーカー。ファッション好きの恋人へのプレゼントにも良いかもしれません。
ROMBAUT(英語)
https://rombautparis.com/
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